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今回は脳幹ヘッドスパ二スト近藤まゆみさんのご紹介です。
2023 年、ニュージャージー・ニューヨークを皮切りに、世界進出が決定。
夢は、世界の駐在妻さんや日本の方を対象に脳幹ヘッドスパをし、世界遺産をめぐりながらワーケーションをしていくこと。

普段は大阪市西区のクリニックが経営するほっこりカフェ彩つなぎに勤め、カフェの営業後や休みの日に、当カフェ内のセラピールームで脳幹ヘッドスパを提供。
また、定期的に東京での出張施術をし毎回満員御礼。地方への出張も開始予定。

脳幹ヘッドスパとは？

普通のヘッドスパとは違うとお伺いしているのですが、脳幹ヘッドスパってどのようなものですか？

脳幹ヘッドスパは普通のヘッドスパみたいに揉んだりせず頭にゆるく触れていき、脳幹にアプローチをしていていきます。
脳幹は生命で一番大事なところと言われています。
その人の才能を発掘したり潜在意識ともつながっていると言われる場所で、免疫や自然治癒能力にも関わってくるんです。

なぜ体の痛みやストレスが和らぐのか、それは（揉むことではなく）優しく触れることで、脳から出る｢癒しホルモン」と呼ばれる、｢オキシトシン」のせい、だとも言われています。
その癒し効果の大きさは、海外でも認められていて、認知症の緩和を目的としたケアにも用いられているほど。
脳幹ヘッドスパでは、揉まずに触れていることで、脳全体が安心感に包まれ、それが、オキシトシンを生む仕組みでもあります。

気持ちいいだけのヘッドスパではありません。
継続していただくことで、カウンセリングも含め、その人の人生を好転させていくヘッドスパです。必要な方にはアートセラピーも加え、世界でどこにもないセッションを提供しています。

実際に施術を受けた方など効果は感じられていますか？

実際効果を感じられる方は多いです。

「スマホ脳」などで脳幹が圧迫されたり、「脳疲労」や「脳ストレス」があると、脳は身体の末端まで血液を巡らせることができず、自律神経にも影響を及ぼし、心身面の不調が出てきます。

脳幹ヘッドスパでその圧迫を解放し、脳疲労、脳ストレスを軽減させることで、血液や脳脊髄液、リンパの流れを巡らせ、自律神経を整え、免疫力を高める効果やリラックス効果があります。

実際に５,６年目の奥に痛みがありどこに行っても解決しなかった方の症状が改善されたり、背中など施術前後に軽くチェックをしたりすると施術前に比べてかなりほぐれていたりします。
仕組みとしては脳幹を刺激することで細胞の中のミトコンドリアの電圧レベルが上がり、身体を動かす電気（エネルギー）量が増加。細胞の再生、修復を活発にさせ、新陳代謝が促進されることで、全身の細胞のバージョンアップが起こる、という仕組みです

どんな人がターゲットなんでしょうか？
腰痛なら腰のマッサージに行くなど専門のところに行くイメージなので、詳しく知りたいです。

確かにいきなり脳幹と聞くとわかりづらいですよね。
お客様の多くは、30 代 40 代の女性です。
今まで家庭や仕事に頑張ってきたけれど、なんとなく身体が不調で、でもどこに行ったら解決するのかわからないという方が多いです。
実際あちこち行っても「加齢です」「ストレスです」と言われ身体の不調の根本的な解決には至らず、自分の未来だったり現状に対してモヤモヤしている方が色々調べた末に来ていただけます。

セラピストになったきっかけ

脳幹ヘッドスパって言葉だけでかなりインパクトを感じるのですが、脳幹ヘッドスパを勉強しようと思ったきっかけをお伺いしてもよろしいですか？

私の好きなセレクトショップのイベントがきっかけでした。
脳幹ヘッドスパの体験会があって好奇心に負けて行ってみたんですよ。

そこで、施術してくれた方が後の先生なのですが、初めてお会いするのに、一言目が「何この違和感！」と不思議なことを仰って、面白い方だな、という印象でした。数か月後、先生より、スクールをするので受講生としてどうですかとお誘いいただきました。

その時には人に触る仕事は絶対にしたくないと考えていて、興味のない分野の技術だけを学ぶというのは意味がないなと思っていました。
ただ先生から「治そうと思わなくていい」と言われたのが私の中では衝撃で、施術するのに治さなくていいの？？と思い、その言葉の真意を知りたいというのが学び始めたきっかけです。

実際に学んでみてセラピストとして活動されていますが、どういった気持ちの変化があったんですか？

学んでいく中でセラピストとしての在り方だけでなく、今まで私の常識になかったようなお話もたくさん聞いて自分自身がバージョンアップされたかのような感覚になりました。

技術だけで終わらないこの不思議な体験を今度は私が誰かにできたらと思ったんです。
私はもちろん周りの人も年齢的には更年期と言ってもおかしくはないし、目が霞んできたとかそういった不調のお話もよく聞くようになっていました。
まあ年齢的に仕方ないかな、うまく付き合っていかないといけないよなと思っていたのですが、本当にそうなのかなという疑問を抱くようになりました。

私自身も学びのなかで以前よりずっと元気になっており、自分を整え、心持ちを変えていくことで、歳を取ることを怖がらなくていいんじゃないか、この先下降線、なんて思わなくていいんだと発見し、人生が劇的に楽しくなってきたんです。その経験を一人でも多くの方に届けたいと思い、セラピストになりました。

セラピストとして大事にしていることを伺ってもいいですか？

目の前の問題をただ問題視するのではなくて、いいものを引き出していくというところですね。
例えば腰痛＝腰が悪いではなくて、自分がそれを悪いと断定することで悪いものとして終わらせてしまわずに、腰に痛みが発生するということは何か原因があるはずだと言った捉え方をします。

その上で身体にとって好ましい能力を引き出すことを考えていくと、結果的に全体的な身体の能力が向上していつの間にか痛みだったり現れていた症状が改善しているんです。

変な話カウンセリングの際などにはしんどい話などももちろんたくさん聞くのですが、最終的な着地点をどういう方向にもって行きたいのかといったようなプラスの方向でまとめていきます。
意識がプラスの方向を向いている状態で施術を行うことで、お客様の自然治癒の力も向上するようで、よりいい結果が引き寄せられるんです。

挑戦していることをお伺いしてもいいでしょうか？

ご来店いただいたお客様にどれだけのもの持って帰っていただけるのか。
これが最大の挑戦です。

そのために次に来店してもらった時のお客様の表情や顔色などは気をつけて見ています。
私の中ではご本人が思っている以上に変わるだろうと確信があるので、いかにいい方向に持っていってあげるのかというのは特に注意しています。

私自身も施術に対してポジティブな捉え方ができていて、難しいとかではなく面白いと感じていることが大きいです。
コミュニケーションをきちんととっていくと身体がリラックスするようで、スーッと緩んだりするのでまずは安心ができる環境をつくることを心がけています。

また、この脳幹ヘッドスパを、来年2023年に世界展開していく計画を立てています。揉まないヘッドスパ、潜在意識に通じるヘッドスパが、世界から見ても面白いリラクゼーションだと目をつけられたら、もしかしたら、日本に、逆輸入的に持ち込まれるかもしれません。世界中の日本人に届けたい、その延長線上に、世界中の人に体験してもらいたい、と思っています。