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2021.05.25

【Hito検索】三重県鈴鹿市 美容室smilee(スマーリー)武内一馬さん

私からのメッセージ。メンズはすぐに行け!
サロンメンバーさんと繋がりたい、情熱の美容師!

ZOOMでの取材を通して、こんなにも情熱的な美容師さんに出会ったのは初めてで、終わった後も、僕の心の中には、美容室に対してのドキドキとワクワクが余韻として残っていました。

はじめに・・・


三重県鈴鹿市で美容室を営む武内一馬さんが美容師を志すきっかけを聞いてみました。


昔の武内さんは、ファッションは好きでしたが、美容には全く興味が無かったそうです。
高校時代の親友に誘われ、「何よりモテそうだから」という理由で美容師を志すことになったと、懐かしそうに教えてくれました。


今では36歳になる武内さんは、美容師に成り立ての20代前半の頃に働いていた美容室で、サービスについて様々な疑問を抱き、「自分だったらこうしたい!」という気持ちがふつふつと湧いていたと、優しい口調でお話してくださいました。

そうした思いも募り、現在は独立され、自身でこだわり抜いたお店を開かれています。
温厚な雰囲気とは裏腹に、内に熱い情熱を秘めている武内さんのお店でのサービスへのこだわりを話してくれました。



こだわりのお店が出来るまで

武内さんが独立前に勤めていた美容室は、シャンプーや仕上げのワックスなどの物販を仕入れる際、スタッフ全員のOKが出そろうと店頭に並べることができる様になるのだそうです。

つまり、1人でも反対している人が居たら、その商品は店では扱えないのだとか。


本当にお客様の為の商品を選びたいと思っていた武内さんは、違和感を感じていたそうです。

「なぜ、みんなの意見を聞かないといけないのか?」「なぜ、個性的な商品を置けないのか?」と。

お客様に本当に良い商品を提供したり使ったりするものに対しては、必ず賛否両論あり、それを使いたくない人だっているはずです。「スタッフ全員のオッケーを貰う」というルールだと、平凡な商品しか残らないのです。お客様にあった商品を勧めていくには、平凡な商品だけではなく、個性的な商品も必要になってくるはずだと、武内さんは思われていました。
その疑問点があったからこそ、大衆へ向けた商品やサービスの提供ではなく、一人ひとりに寄り添って行うサービスを考えついたのです。


一対一、最初から最後まで担当する!

「シャンプー、カット、パーマ、セット」と、様々な工程が美容師の仕事にはありますが、よくある美容院では、シャンプーは見習いの若いスタッフさんが担当、カットは指名した美容師さんやベテラン美容師さんがする光景をよく目にします。


しかし、武内さんの美容室では全ての行程を、武内さんが担当しています。
コンセプトは「1対1で皆様の大切なお時間を有意義にすごせるように」。


お客様と一対一で向き合って、お客様に合ったデザインを提供していきたいと言います。

お客様との会話をして、デザインを作るんです。お客様の希望のデザインは、最初のカウンセリングだけでは上手く汲み取れないかもしれない。会話を通して段々とデザインを決めていく為に、全ての工程を1人でやっておられるそうです

得意分野はメンズショート

私も学生の時良くホットペッパービューティのカットモデルを探して、カットをしてもらっていましたが、なかなかメンズのカットモデルはありませんでした。
確かに、女性の方が男性より美意識が高いイメージで、美容に費やすお金も多い傾向にある為、店側としては、女性向けの方が、売り上げを作りやすいはずです。

武内さんは、もちろんレディースカットもやられてますが、その中でも特に、メンズショートが得意というのは、相当なこだわりがあるのではないでしょうか。

ところで、美容師は美容院に就職後、3.4年経ってから初めてカット出来るようになるそうです。つまり、どんなに早くても、専門学校を出てから、5.6年の修行を経てからでないと、カットすることができないということ。にも関わらず、カットの値段は安い(4000円以下)のです。カットを担当出来るまで、何年も何年もお客様の事を考えているのに、世間が考える相場は低くなるばかりで、国家資格が必要な職種なのに稼ぐことが難しいのは、社会的に認められていないように感じます、とおっしゃる武内さん。

確かに、1000円カットが駅前にあるなど、格安のカットが溢れており、4000円を美容院に払うお金が高く感じます。


価格を上げた理由


しかし、お客様にとって良いものをサービスしたい!そんな想いで独立した武内さんは、今現在、なんと、カットの値段を上げられたそうです。どうしてですか?と聞くと、「国家資格である美容師がこんなに稼げないなんておかしいと考え、値段アップをしました。もちろん値段以上のサービスを提供できることも売りにしています。」と答えてくださいました。


僕も職種は違えど、飲食店で働いているからわかるのですが、値段設定を変えると今まで使ってくださっていたお客様は変わります。せっかく使ってくださっていたお客様が離れてしまうリスクある中で、武内さんが行動に出たのは、値段が上がっても今のお客様に満足してもらえる自信があるからだと思います。


お客様のことを第一に考え続け、スキルを身につけ、値段が高くても満足してもらえるサービスを提供している武内さんの担当するお客様たちは、幸せなんだろうなと感じました。


武内さんのように、自分の仕事にこだわりを持っていて情熱に溢れる人への取材は僕の心も熱くしてくれました。こんなにもお客様のことを考え抜いてやられている美容室へ足を運んで損することはないはずです。



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